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新聞を使った自由研究のアイデア4選

新聞は自由研究のネタの宝庫

8月に入り、夏休み真っ只中!
子どもたちと親御様が気になっているのは、夏休みの課題になっている「自由研究」ではないでしょうか?

小野新聞店がそんな自由研究に対して、4つの具体的な内容をご提案いたします!

ここで、自由研究の大きなパートナーになってくれるのが「新聞」です。
ご存知の通り、毎日社会の多様な情報が届けられる新聞は自由研究のネタと発見の宝庫です。

そのまま試してもよし、ヒントにしてご自身のエッセンスを入れるもよし、楽しみながら学びながら自由研究に新聞をご活用なさってください。

①オリジナル新聞日記をつくってみよう

学校の授業でも回し読み新聞や壁新聞などを作ったことがあるかもしれませんね。
この夏は、自分だけの新聞日記作りに挑戦してみてはいかがでしょうか?

大き目のノートを用意して新聞記事や写真のスクラップをしてみたり、書き写してみたり、パソコンが使えれば新聞記事を使って編集してみましょう。

でもどんな内容で新聞を作ったらよいのでしょうか?
ここでテーマを決めて、具体的に楽しんで続けられるアイデアをご紹介します。

1、天気図の新聞日記

「天気図」をテーマにした新聞日記。

新聞に掲載されている天気図や衛星写真を張り付けて、天気図の記号や1か月の天気の傾向を調べてみましょう。気づいたことやわかったことはその日記帳に忘れないように書いておきましょう。
天気図記号は、理科の科目範囲にも含まれますのでテストの対策にもなります。

また、実際の天気予報の当たる確率を調べてもおもしろいですね。世界各国の天気図や気候、地理などに研究する範囲を広げていくと理科だけではなく数学や地理の学習にもつながります。

2、自分にとって一番心が動いた記事をまとめた新聞日記

「心が動いた記事」をテーマにした日記。

新聞の記事は、文字が大きかったり紙面スペースが広いところが一般的に大きいニュースとされていますが、小さい記事スペースにも重要で興味深いニュースや情報があることもあります。

記事の大小にかかわらず、子どもたちがその日一番相対的に心が動いた記事を1つだけ決めて、スクラップしたりしてまとめてみましょう。子どもたち自身はもちろん、親御さんがそれを見て子どもたちの趣味嗜好の発見につながります。

3、広告を考察する新聞日記

「広告」をテーマにした新聞日記。

新聞を読んでいるとその広告の多さに気づくはずです。新聞社と新聞販売店にとって、広告は大きな収入源です。

そんな広告は実は緻密に計算されて掲載されています。

当たり前の話ではありますが、社会・経済のページではビジネス関係の本や商品の広告が掲載されています。また、文化・暮らしなどのページには女性向けの商品広告が掲載されていたりします。
広告を切り取って貼ったり、広告主を書き出ししてみて、なぜこのページに掲載されたのかなど紐解いていくと、その会社・商品の目的やターゲットなどが見当がつくようになります。
子どもたちは、社会に出て必須のマーケティングを新聞を通して学ぶことができます。

4、いいことだけ新聞日記

「いいニュース」だけをテーマにした新聞日記。

新聞のニュースや情報は、媒体の特性上事故や事件などが多く掲載され、読んでいただいてる人に注意喚起を行う目的があります。
しかし、誰かの素晴らしい結果や努力の経過、素晴らしい景色や心温まるエピソードなどポジティブな情報もたくさん掲載されています。

とかく、暗い話題が多い世の中ですので、ポジティブで気持ちが豊かになれる記事を集めて行動の見本にしてみてはいかがでしょうか?

②新聞で表現力を豊かにしよう

新聞1ページには約5000~7000文字印刷されていると言われています。

子どもでも大人でも、その中には今まで出会ったことがない漢字や表現が必ずあります。
それらの知らない漢字や表現をノートや表にまとめてみてはいかがでしょうか?

漢字の学習になることはもちろん、会話での表現が知的になったり、言いたいことがスッキリ表現できるスキルを身につけることができます。
また、さらに漢字だけではなく言い回しやことわざ、四字熟語などの日本語スキルを身につけておくと情緒豊かな表現ができるようになり、会話をすること・文章を書くことが楽しくなってきます。

表現力が豊かになるのと、人を引き付けるキッカケになり、いわゆる「コミュニケーション能力」が上がることになります。
新聞を通して知らない言葉や漢字をピックアップするだけの経験が、社会に出たときに大きな自信と差になります。

③新聞記事を事実と意見の2つに分けてみよう

情報を判断するときに、さまざまな基準がありますが、「その情報が事実か意見なのか?」と分けることが大切です。

事実には真偽がありますが、意見は多様であるべきです。
例えば、「新聞屋さんは朝早くて、仕事が大変だと思います」とう一文には、「新聞屋さんは朝早くて(事実)」「仕事は大変だと思います(意見)」と分解できます。後半部分の意見に関しては人の価値観の数だけの解釈があります。それは決して否定されるものではありません。

世の中で起こる問題は少なからず、この意見の食い違いや押し付け合いで起こっています。

事実ベースの話なのか、発信者の意見の話なのか、その違いをしっかり理解することは、この情報化社会で情報を判断していくのに大変重要な能力です。
いわゆるこの「情報リテラシー」の能力を高めるには、新聞で「事実」と「意見」を分けてモノゴトを見る経験値が有益になってきます。

新聞記事を読んで、事実と意見を分けてボールペンで塗ったりしてみましょう。事実は裏を取ってみたり、意見に対しては賛成か反対かの視点をとってみても大変勉強になります。
ただ単に、新聞記事を事実と意見を分けるだけで、情報との接し方が少し視座が高くなることは間違いなしです。

④新聞社による論調の違いを調べてみよう

③に挙げた意見の違いにつながる内容で、新聞社の論調の違いを研究してみるのも大変勉強になります。同じ話題の記事を新聞社ごとに切り取って並べて、その報道の仕方や姿勢、論調の違いを調べてみましょう。

それぞれの新聞には個性があり、その個性がもっともわかりやすいのが、「論調」です。特に政府への論調がわかりやすい例として挙げられます。

傾向として一般紙で言えば、政府に否定的姿勢を取るのが朝日新聞・毎日新聞、肯定的姿勢をとっているのが産経新聞・読売新聞とされています。また、日本経済新聞のように概ね肯定的ですが、経済政策については懐疑的であったりする場合もあります。

1つの話題でも捉え方や切り取り方で、180度印象が変わってしまうのが報道の怖さ・面白さでもあります。
正確な理解のために、私たちは多面的な情報の理解が問われています。
「正義の反対は悪ではなく、また違う正義である。」という言葉の通り、意見は多様なものです。ネットや新聞の情報をただ単に妄信するのではなく、媒体特性や立場から発信される論調の違いを理解しておくことも大切なことです。

夏休みの時間が作れる環境下で、ぜひいろいろな新聞に目と通していただいて、同じ話題でも報道の仕方や編集の仕方の違い、そもそも報道をしている・いないの差にも気づいて疑問をもっていただきたいと思います。

子どもたちが、周りに飲まれることがなく、しっかりと自分の考えを持つための軸作りに活用してみてはいかがでしょうか?

新聞は、学校教育と社会生活の間を埋めるツール

以上が、小野新聞店が考える「新聞を使った自由研究のアイデア4選」でした。
少し子どもたちには難しいところもありますが、社会の本質や構造を理解するお役に立てると信じています。

学校では教えられないセンシティブな内容や社会に出てから気づくこと、早めに知っておくとお得になれる情報など、読み続けておくと子どもたちの情操教育に必ず役に立ちます。

小野新聞店ではさまざまな新聞を取り扱ってございます。
1週間の無料お試し読みはもちろん、「複数の新聞をお試し読みしてみたい」などのご要望にもお応えいたします。子どもたちの自由研究の素材に使うために、この無料お試し読みをぜひご利用なさってください。

1週間の無料お試し読み後の、購読義務はございません。
また小野新聞店ではしつこい勧誘行為やお客様から奪うような営業行為は一切いたしません。

どうぞお気軽に子どもたちの教育や気づきに新聞をご利用なさってください。