副収入ゲット&朝型生活に。「新聞配達員さん」募集中!

みんなありがとう!「地域貢献賞」受賞しました!

「地域貢献大賞」とは?

「地域貢献大賞」とは、日本新聞協会が新聞販売所の貢献活動を周知し、信頼向上、イメージアップを図るとともに、地域に密着した活動を奨励することで、販売所の地域社会の一員としての自覚と法令順守意識を高めることを目的に2007年に設けられました。

全国の新聞販売所では、新聞配達のほかに、高齢者や地域の見守り、ミニコミ紙の発行、清掃・美化活動、地域交流イベントの開催など、地域に根差したさまざまな活動を行っています。「地域貢献大賞」は、そんな活動に対して贈られます。

2023年度 8つの販売店・団体が選ばれました!

2023年度は全国で8つの販売店が選ばれ、大賞には、静岡県藤枝市内の新聞販売店全5社による「新聞販売店バイク車載カメラ見守り」が選ばれました。
静岡県藤枝市、警察署、民間事業者等と連携協定を締結し、全ての新聞配達用バイクにドライブレコーダーを搭載した地域見守り活動により、市民生活の安全に貢献してきた点が評価されました。
地域貢献賞には、弊社小野新聞店を含む全国の7店が選ばれました。それぞれのお店では、その個性やお客様の問題解決に関わって活動が評価されました。

まさかの小野新聞店の活動が評価され、表彰されることになるとは思っておりませんでした。
推薦してくださったお客様、新聞社の方々、小野新聞店の活動に協力してくれている従業員のみんな、わがままな提案を形にしてくれている関係者のみなさま、見守ってくださっている配達エリアのみなさま、本当にありがとうございます!

10月5日(木)付けの山梨日日新聞では、記事として取り上げていただきました。
多くのお祝いのメッセージをいただきまして、ありがとうございます!

「クバロープロジェクト」とは?

今回受賞していただいた小野新聞店の活動は、「クバロープロジェクト」です。

小野新聞店では、販売店PRキャラクターに「クバロー」というキャラクターを起用しています。新聞のPRに起用するだけではなく、小野新聞店の独自サービスや企画にも起用しています。

クバロー文庫(絵本・ビジネス本の無料レンタル)

小野新聞店エリア内のお客様に、新聞購読の有無にかかわらず、無料で絵本やビジネス本、小説を貸し出しのお届けをしています。

「活字や紙媒体に子どもの頃から親しみを持ってもらいたい」「言葉の無限の組み合わせを感じてもらい子どもの頃から言葉にする力を感じてもらいたい」という想いから始めました。
いわゆる新聞営業の目的はあまりなく、子どもたちの読み物や親子間のコミュニケーションの活発化、外に出るのが負担になっている親御さんの役に立てばいいかなと始めたサービスです。
その後は、ビジネス本や小説など本の種類を少しだけ広げて、文章を読む楽しさを啓蒙する目的も付け加えたような形になりました。

クバローグッズ販売

クバローの制作者で、弊社の顧問イラストレーターのデストロイドグラフィック(エースケ)さんとともに上記のようなグッズを製作・販売しています。

売り上げの全額を子ども食堂グループや動物愛護団体に寄付して、有効利用していただいております。完全にチャリティ目的の事業です。
販売は小野新聞店の事務所、もしくは甲斐市長塚「ねこやとらじ」様にて販売しております。
お近くを通った際は、お気軽にお立ち寄りください。

ちなみにほぼすべて原価割れです(笑)。

クバローフードドライブ

今年の4月からは、「フードドライブ」事業も始めました。
一般家庭の相対的貧困や根深い社会問題になっている子どもたちの種々の問題に関わって参りたいと考えています。

ご家庭で利用される予定がない食品や日用品がございましたら、ご一報ください。お預かりに参ります。小野新聞店が窓口として必要とされている方々にお渡しいたします。
加えて、食料のお届けだけではなく、子どもたちが抱える本質的・根本的な問題解決に切り込んでいます。

おうちでゴハン・行くぜ地元メシ

期間限定で展開した小野新聞店による地元商店応援企画です。
小野新聞店による地元商店の方々への販売促進チラシを無料作成・折込・ポスティング配布を行いました。

新型コロナウィルスが蔓延した2020~21年に各業界や会社、お店が大きな打撃を受けました。小野新聞店も折込チラシが激減するなどダメージを受けましたが、地元の会社・商店のみなさんも新聞業界以上のダメージを受けていました。
こういった時だからこそ、日頃の購読やお付き合いのお礼・感謝を形にすべきと、お店のプロモーションのお手伝いとして折込チラシ制作・配布を行いました。
ちょっとでもお店の売り上げや店主さん・お客さんの笑顔につながったのかなと、今では思い出します。

ただ新聞を届けるだけじゃない「新しい新聞販売店」へ

震災のあった2011年。
東京からUターンをして、先代である父親から新聞販売店を引き継ぎ、「お客さんみんなに喜ばれる“時代に合った”新しい新聞販売店」を作ろうと決意しました。

「高齢のお客様向けの古紙回収」
「新聞を片付ける際に便利な取っ手付きの整理袋の配布」
「お客様への小野新聞店から毎月のニュースレター」
「ホームページやSNSでの情報発信」
「ユーモアやエンタメ性を持った”与える”新聞営業」
「町へ繰り出す地域活動・コミュニティへの参加」
「お客様と従業員のみんなと直接絡む現場第一主義」
「仕事を楽しむ、楽しませる仕組み作り」
「新聞販売と相乗効果をもたらす事業展開(デザイン事業と今後は飲食事業を展開予定)」

振り返ってみると、いろいろなサービス展開や企画を行って参りました。
もちろん、金銭的・時間的な損失や悔しい失敗もいっぱいしてきましたが、お客さんが1人でも「役に立ったよ」「嬉しい」「お得な気分になった」「ワロタw」と言ってもらえると、言いようもない幸せを感じることがあります。

そして、新聞販売店の商材は今もこれからも「新聞」です。
最近の新聞購読料は月に約4,000円です。年間の購読料は約50,000円にもなります。
今のご時世ではとても大きな金額です。

小野新聞店では、お客様にこの年間約50,000円以上のコストパフォーマンスを感じていただきたいと本気で取り組んでいます。そして、あまり感じることが少なくなった人間味のあるサービスや事業をするように組んでいます。
簡易的なオペレーションでお客様の意志を無視して販売個数達成や売り上げを目的とした作業ではなく、私たちもお客様もお互いの心が動く活動で顧客満足と利益を目的とした仕事をします。
小野新聞店には「お客さんが笑ってくれれば、それでいい」と心ある従業員がたくさんいるので、とても頼もしく、涙が出るほどありがたく心温まる時があります。

さて、今回受賞したクバロープロジェクトはお客様や主に子どもたちに喜んでいただき、動物愛護の一助にする活動でした。
これらは賞をもらうための活動でもなければ、賞をもらったからと言って終了でもありません。
もっとよりよく、もっと多くの人へ、もっとイイコトを、もっと心が動く幸せな気持ちを届けたい。

これからも”人を見た”仕事をして、新聞にポジティブでハッピーな想いやサービスを乗せて、“クバロー(配ろう)”と目論んでいます。

株式会社小野新聞店 小野忠幸