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情報化社会の中でこそ新聞?「新聞」の強みとは?

今こそ「新聞」に“触れるべき”時代に

90年代後半から2000年代にかけてIT革命が起こり、インターネットやパソコンやスマホといった電子端末が凄まじい勢いで進化・普及してきました。
それとともにニュースサイトやアプリなどで、深ぼった情報や関連するニュースや情報などを時間と場所にとらわれず情報を引き出すことができるようにもなりました。
このように私たちはさまざまな方法から情報を手に入れられることができるようになり、情報やニュースとの付き合い方が変わってきました。。

そんな変化の中で「新聞」という媒体の立場は、相対的に少しずつ存在感が変わってきています。
「情報媒体」としての新聞の立場は、若い世代を中心に上記のようなデジタル媒体にとって代わられていますが、あたり語られない新聞独自の強みがあります。
ここでは小野新聞店が考える「新聞の強み」をご紹介いたします。

新聞の強みとは「画面の大きさ」

結論から言うと、新聞の強みとは「画面の大きさ」です。

新聞を全面に開くと、1ページが縦545mm×横406mmの大変大きなサイズになります。
この大画面の紙面には、隙間なく記事として情報や教養が掲載されています。

この大きな画面によって、下記の2つのメリットが得られます。

①一覧性

新聞を開くとによって、社会の全体像を把握できるようになっています。

これはスマホやタブレットにはない強みです。
その大画面から飛び込んでくる文字や写真は、否応なく読んでいる方の視野と記憶に入ります。

興味のない情報も飛び込んでくるため、不必要な記事も読者の方によってはあるかもしれませんが、それこそが新聞の大きな魅力です。
多くのニュースサイトやアプリにはリコメンド機能があり、読者の方の嗜好に合わせて記事や情報を勧めてきますが、新聞にはその機能がありません。これによって「自分が興味のある分野だけの情報でいい」という殻から抜け出すことができます。
いわゆる「フィルタリングバブル」から抜け出し、より広い視野で情報と情報を線や面にして関連付けて見ることができます。

「フィルタリングバブル」とは?

「インターネット上で泡(バブル)のなかに包まれたように、自分の見たい情報しか見えなくなること」という意味の言葉である。
インターネット活動家であるイーライ・パリサーが2011年に出版した書籍『The Filter Bubble(邦題:閉じこもるインターネット)』で初めて提示された。

株やビジネスで結果を出されている方、特定分野のスペシャリストは、この全体像を俯瞰し考察する能力が非常に高い傾向があります。
この社会全体を俯瞰するための媒体としては新聞は大変優秀です。

②網羅性

一般紙に限りますが、新聞には社会全体の“知っておくべき”情報を網羅しています。

「事件事故」「社会」「政治」「経済」「スポーツ」「国際情勢」「地域情報」「テクノロジー」「暮らしの情報」「トレンド」「芸能文化」といった情報にページをめくるごとに触れることができます。

また、新聞を読み続けていくことで、「ある発見」に気づくことができます。
それは「それぞれの記事のニュースが互いに影響・関連し合っている」ということです。
例えば最近ですと、「ロシア軍のウクライナ侵攻と小麦製品の値上げ」や「異常気象と半導体価格の高騰」など、一見関連のないようなニュースが私たちの身近な事象に影響してくる流れがロジカルに見えてくるようになります。

視野が広がることで、その対策や準備を時間軸でできるようになる賢い社会人になれるようになります。

大きな画面で“社会”と“今”を見よう

ここまで新聞の強みである画面サイズの大きさとそのメリット2つをご紹介してきました。

私たちの住む世界は、無限に近いほど広大でさまざまな人・団体・活動・思想・商品・サービス、そして未来があります。
人生を豊かにする思わぬ出会いや毎日をワクワクさせてくれる発見が世界にはごまんとあります。それらを知らずして毎日を過ごすのは少しもったいないと考えます。

スマートフォンやタブレットの小さな画面で世界を覗くだけではなく、ぜひ新聞を広げて“大画面”で広範囲にこの世界の広さとおもしろさを体験していただきたいです。

もちろん、インターネットやデジタル媒体での情報取得が劣っているというわけではありません。
「速報性」「情報交換の双方向性」「専門的な深ぼった情報」などは新聞よりはるかに優れています。新聞では、早くても翌朝にお届けですし、新聞社や読者の方々の意見交換もSNSほどは活発にできません。またマスメディアの立場上、ニーズの少なくニッチな情報は埋もれがちになります。

「新聞で視座を高めたり社会を俯瞰したりし、インターネットで深ぼったり多様な意見を見聞きしたりする」という媒体や情報源の使い分けが大切です。

小野新聞店では、新聞の強みである「大画面による一覧性と網羅性」もみなさまに知っていただき、みなさまの毎日をもっと楽しく、ステキに、お得に過ごしていただきたいと心より願っています。