子どもたちに“新聞を読む体験”を!「新聞感想文コンクール」

若いうちに新聞を読むべき4つの理由

若い人たちの新聞離れが叫ばれるようになりました。
事実として、「若い世代の方々は新聞を読まない」です。ここでいう若い方とは「45歳以下」のいわゆる「ロスジェネ世代」以下を指します。

読まない理由は人それぞれですが、大別すると
「読む時間がないから」
「テレビ・インターネットなどの情報で十分だから」
「情報にお金を出す習慣がないから」
「記事内容が難しいから」
「読む習慣がないから」

などが営業現場やデータから挙げられます。

私自身も新聞は販売店を経営していなければ、おそらく同じ理由で新聞とは無縁の生活を送っていたと思います。
しかし、職業上新聞に触れ続けることで得られたメリットが数多くあることがありました。

ここでは主観になりますが、私のような若い(?)人たちが新聞を読むべき理由を4つご紹介していきます。きっと人生が好転するきっかけになります。


1、教養を得られるから

現在社会は「情報化社会」と言われるように、数多く目まぐるしい情報が日々行き交っています。
スマートフォンを見れば、ニュースアプリ・SNS・広告が分単位で情報発信しています。
もちろんオンラインに限った話ではなく、現実世界でも会話やテレビ・ラジオなど繰り返し情報を流しています。

新聞もマスメディアとしてその中の1つの媒体・コンテンツとして考えられますが、1次情報の媒体として純粋な「考えさせるメディア」として少し他と毛色が違います。

私の会社では、新聞は「情報媒体」ではなく「教養媒体」として認識しています。

1次メディアであることや社会の幅広い分野の動きが網羅されていることで情報の礎になる「教養」が新聞にはあると考えるからです。

情報の前に「これは知っておくべき!」が「教養」です。

例えば、「税金」の話などはわかりやすいでしょう。
学校では詳しくは教えてくれないですし、サラリーマンの方なら給与から天引きされており主体的に調べるということも少ない傾向があるでしょう。
新聞を広げれば税金や医療福祉など当たり前になる日常の根幹がいかにしてシステムとして成り立っているのか気づくとができます。また、問題点にも気づけます。

こういった諸所の問題点に気づくことで、自分なりの意見や感想を持て、課題・夢の発見ひいてはビジネスチャンスにもつながります。

こういった教養は、受験進学・就活・結婚・住宅購入・子どもへの教育・介護などそれぞれのライフステージで気づきます。
その場で気づいても決して遅くはありませんが、新聞を見ながら事例や制度の変化、他分野との関係性を読み取っていただきたいです。

教養や社会の仕組みは早い段階で気づけば気づくほど、損をせず生きていくことができます。

2、情報リテラシーを身につけられるから

もちろん、新聞が万能というわけではありません。
間違った報道や意図する思惑があるも事実です。

ここで重要なのは、『「事実」と「意見」を分けて読む』ということです。
言い換えると『「客観」と「主観」を分けて読む』と言えます。

事実は1つでありますが、意見は多様性があって当然です。
事実は真偽がありますが、意見は自由です。

ここを混同してしまうと、デマやフェイクニュースに振り回されるようになります。

新聞は信頼度が高く、紙に印刷する都合上間違いは許されません。間違いが少ない媒体として優秀ではありますが、それでも事実と意見を分けて読んでみましょう。

「事実と意見」「主観と客観」を見分けながら新聞に触れると、「情報リテラシー」(必要な情報を確実に収集、整理し、組み替える力)の基礎が身につきます。

3、人生を彩る発見があるから

前述の通り、新聞にはさまざまな分野の情報が山盛りです。
玉石混交ですが、毎日思いがけない発見があるのも新聞のおもしろいところです。

新聞の記事をよく見てみると、「人」「団体」「会社」「業界」「商品」「功績」「失敗例」など、あなたの人生を好転させる出会いや教訓があふれています。ただインプットするだけではなく、行動につなげることができるとさらに人生は豊かになります。

私自身も新聞を通して、多くの努力している同年代にアクセスして会ってきました。
「山梨県内にこんなに素晴らしい人材が隠れているのか!」と刺激を受け、仕事へのモチベーションを上げてもらうこともしばしば。
安穏とした日常やネットの情報だけでは出会えなかった発見が、新聞にはあります。

4、言葉にする力が身につくから

「誰かに何かを伝えるときに端的に情緒ある表現で正確に伝わっているだろうか?」

「人前で話すことが苦手ではなかなか慣れない…。」

「長文読解が苦手。」

「部下の報告が何言ってるかわからない。」

「文章を書いていると、何度も修正が必要になる。」

社会に出てから、多くの方からこのような悩みを聞くことがあります。私自身もそうなのでよくわかります。
「伝える力」「理解する力」がないのです。

これはつまり「表現の乏しさ」だと感じます。もっと具体的に言えば「言葉や表現の数が少ない」のです。

なんでも「ヤバい」「スゴい」で反応しては物足りなく思われてしまいますし、「~させていただきます。」「~していただければ幸いでございます」の多用は謙譲の思いがすり減ってしまいます。

日本語にはまだ見ぬ素敵な言葉、言葉同士の組み合わせ、現代でも通用することわざ、含蓄のある4字熟語がいっぱいあります。それらを知り、使わないのは絶対に損です。

少ない言葉で生活するよりも、数多くの言葉を知り使うことであなたも、みんなも伝え、理解しあうことがもっと深化していきます。

これは新聞に限らずですが、本でも講演でも知らない言葉に出会うようにしましょう。わからなければその場で調べるだけです。そして、それを日常会話や文章で使いましょう。

もうその言葉はきっとあなたのモノになっています。

まとめ

若いうちに新聞を読むべき4つの理由。

1、教養を得られるから
情報ではなく、もっと基礎になる教養を知りましょう。
学校や周りの大人たちが教えてくれない日常の根幹がそこにはあります。
早い段階で気づくと人生は有利に働きます。

2、情報リテラシーを身につけられるから
「事実と意見」「主観と客観」を分けてモノゴトを見ましょう。
デマやフェイクニュースに振り回させられにくくなります。
必要な情報の取捨選択が素早くできるようになります。

3、人生を彩る発見があるから
新聞記事には新しい発見が毎日必ずあります。
できれば、記事の「人」「団体」「会社」「業界」「商品」「功績」などにアクセスしてみよう。
人生を好転する出会いが待っています。

4、言葉にする力が身につくから
「伝える力」「理解する力」が弱いのは、「言葉や表現の数が少ない」から。
新聞や本などで知らない言葉に出会いましょう。そして調べましょう。
その言葉を使うことで、表現力がさらに身につきます。

早いうちに知って得することは本当にいっぱいあります。
ぜひ新聞を使って、人生をアップデートしてみてくださいね。